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21 01/2013

「かもめはかもめ」~ 変わらぬあの頃の記憶

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「かもめはかもめ」という曲をおそらくは何十年ぶりに聞いた。
子供心にもいい曲だと思っていたその曲を。
すぐにYoutubeチェック。便利な時代だ。
まずは中島みゆきバージョンをチェック。
やはりいい。

そしてオリジナルである研ナオコバージョンをチェック。
当時はドリフやなんかで、からかいの対象でしかなかった研ナオコ。
でも子供心に、この曲の歌唱にはしびれていた。
この歌唱があるから、芸能界にこの人はいるんだと失礼ながら思っていた。
どうにも惹きつけてやまない。
でももちろん他のアイドルの歌う歌謡曲に自分は夢中になって、その先のことはもう忘れた。

今になって聞いても、どうにもしびれる。涙があふれる。
昭和を知る僕にとって、「研ナオコ」という件はどうしても容姿の話になる。
しかし容姿のことは、人生の大切な部分のものすごく端っこにあるのだと今になって感じる。
語弊はある、容姿は大切だ。

でも全てではない。
まして耳に残るこの記憶にとっては、一部でしか無い。

そして、中島みゆきの歌詞。
歌詞はメロディーとの調和。なので、ただのポエムではない。
この曲はそこがすごいし、奥深い。

「かもめはかもめ 孔雀や鳩やましてや女にはなれない
あなたの望む素直な女にははじめからなれない」

「この海を失くしてでも ほしい愛はあるけれど
かもめはかもめ ひとりで海をゆくのがお似合い」

研ナオコの歌唱に関しては、冒頭の「あきらめました あなたのことは」
しか残っていないといっても過言ではない。
その一文、一節をちょっと涙声で歌う感じ。

子供心をえぐられた。

そして、その感覚は何十年ぶりだろうとすぐに蘇った。
いいものは時代を超えて、いいのだ。

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